花火&ビールかけ

女の子4人組とお別れした後、我々は一度宿舎に戻り、花火を購入した。やっぱり夏といったら海での花火は欠かせないでしょ?思いっきり楽しんでやろうと思ってかなり多めに花火を買ってしまいました!そしてそして、海に行く途中でビールをケースごとどかんといくつかドカンっと購入!恐ろしい量のビールを購入したことにより、我々念願のビールかけを実行することができる。
まずは花火。手持ちで10連発の花火があったので、とりあえずそれに手を伸ばす。火をつけて火花が散り始めると緊張はついに開花する。まず一発目が海の彼方へ消えていく。二発目〜四発目は夜空の向こうへ・・・・・・10連発はあっという間に終わってしまった。さらに数々の花火が夜空へと花を咲かせていった。輝かしい俺たちの歴史を物語っているようだった。


そしてその歴史はさらに大きく作られるのである。そう、ビールかけである!!!これはある野球マニアが「ビールかけやりたくね?」という一言から始まった。野球の優勝が決まったあとの恒例行事を見て、俺たちのやる気は増したのであった。人生で一度あるかないかの経験になる。海には他のグループもいたため、ビールケースで陣地取りをし、他人にビールをかけるという迷惑がかからないように配慮した。陣地取りが完了し、中央へ集まる一同。いわば円陣であった。これから新たに作られし歴史を胸に男たちはすさまじい掛け声でビールをかけ始めた。本当にものすごい!その場に座ろうものなら修行僧の滝うちのようなビールがかかってきて、口を開こうものならまるで鯉の餌やりのように怒涛の量を飲むことになる。全員が全員滝のようなビールを浴びた。

こんなに楽しいことがかつてあっただろうか?俺の人生の中でもかつてないほどのイベントだった。これが最後になるかもしれない。でも、俺たちの歴史はまだまだ作り続けられていく。だって俺たちはずっとずっと歩き続けていくんだから!!




〜余談〜
俺は東京駅でみんなと別れると駅内の柱で倒れこんでしまった。おそらく海疲れと二日酔いと風邪が重なり、疲労がピークになったのだと思われる。寝ていると警備員から声をかけられ、ここでは寝ないように告げられる。しかし、しばらくすると座っていられず、たまらずその場で再度寝てしまうのであった。3分後、他の駅員さんから再度声をかけられる。「病院に行こうか?」でも、そこまでではないと言うと、「そこまでじゃなくても心配だからな、じゃあ近くに保護センター(?)があるからそこに行こう」と言われ、歩いてそこまで。かなりきつかったのだけれど、なんとか保護センターまで行き、そこで寝させていただくことに。このままでは本当に帰ることができないと思った俺はそこから近くで仕事をしていた父親に来てもらうことに。父親が来てもまだ治ることができない自分。しばらくしてやっと少しは動けるようになったからタクシーで帰宅。帰ってすぐにまた気持ち悪くなってしまったために自分の部屋に・・・・・・就寝。本当にお疲れ様でした。